家具のリフォーム

長年ご利用されている場合、どうしてもキズやあかなどが付いてしまいます。

しかし、桐箪笥というのは長い年月利用出来る物です。

見た目や収納を気に入っているためこれからも長く使いたい

買い替えの検討をされている方、桐箪笥のリフォームをしてみませんか?

 

また、箪笥以外の家具も修繕しております。

テーブル、イス、棚など、ご自宅にある家具の修繕をして、

お気に入りの物を長く綺麗に使いましょう。

 

金具が壊れてしまった・・・

長年のキズやあかなどで汚れてしまい綺麗にしたい・・・

お困りの際は一度、お気軽にご相談をください!

 

無料見積もりいたします!


リフォームの流れ

洗浄

まず、長い年月をかけて黒ずんだ桐に、桐専用の漂白剤を塗り、その後熱湯をかけ、タワシで汚れを洗い落とします。

カンナがけ

数日かけて乾かした後、カンナがけし、裏板を丁寧にはずして、タンス全体の傷んだ所の修正作業に入ります。

うづくり仕上げ

隙間やワレがあるところは新しい桐を使って埋め木をし、細かい虫食い穴などは専用パテで一つ一つ埋めていきます。

そしてペーパーで研磨し、凹凸をならした後、うづくり仕上げを施します。
※うづくり
うづくり仕上げに欠かせないアイテム。この棒を「うづくり」といい、木の根っこを束ねたもので出来ています。
※虫食い穴
通常桐には虫はつかないのですが、昔は虫の好む接着剤を使用していたため、接合部分に小さな虫食い穴が開いている事がよくあります。

今では膠(にかわ)等の虫の寄らない接着剤を使います。
※うづくり仕上げ
木の表面を「うづくり」で何度もなぞって、年輪木を浮き立たせる手法。年輪の部分が固くその他の部分は柔らかいため、凹凸が出来、

これにより立体感が生まれ、杢(もく)の美しさを表現できる。

とのこ塗り

桐を保護するために「とのこ」を塗ります。とのこは一度乾かしてさらに二度塗をして仕上げます。

完成

他のタンスでは表現しない、桐タンス(特に張り物ではない無垢板、一枚板)だけに再生可能な技術です。

ここまでの工程で約1.5~2ヶ月の仕上がりです。実質作業時間はここまでかかりませんが、

乾燥期間、木の狂いの調整などのある一定期間放置しておく時間と、本来タンスを作る過程の合間を見て仕上げていくこと、

さらに雨などの天候に左右されることから、これくらいの期間をいただいています。